アメリカン・トラッド・スーツとブリテッシュ・トラッド・スーツをオーダーでお仕立てします!

トラッド

「IVY」 「VAN」 「アメトラ」 「REGAL」 「ボタンダウン」 「コインローファー」 懐かしい響きです。
日本でトラッドと言えば石津謙介氏が有名ですが、当時大ブームを巻き起こしました。

トラッド好きがこうじて、紳士服メーカーに勤務、そしてトラッドスーツ専門店を持つにいたりました。

トラッドスーツは時代の流れと共に、流行にとらわれない本物を求める人や世界のVIPが愛用するファッションになりました。

ガーベル新潟は流行にとらわれない本物を求めるオーダートラッドスーツ専門店です。

一口に「トラッド」と言っても、アメリカン・トラッドとブリティッシュ・トラッドがあります。最近では、もっと細分化されているようですが・・・。
これは、今でもトラッドが支持されている証拠ですね。

アメトラって・・・

トラッド(trad)とは、
アメトラスーツトラディショナル(traditional)の略です。
「伝統的な」という意味ですが、ファッション用語としては、アメリカ東部発祥のファッションを示しています。
トラディショナルな服装のイメージは、ブルックス・ブラザーズ社の製品とアメリカ東部大学生および、そのOB達の服装を典型とします。
トラッドモデルとは、正確にはアメリカントラディショナルモデル(通称=アメトラ)で、代表的なものに「ブルックス型」があります。

アメトラスーツ「ブルックス型」は、T型とも称されるナチュラルショルダーで、3釦中1つ掛け段返り、アウトフロントダーツ(上着前ダーツ)無しのセンターフックベントのボックス型スーツです。
1918年、ブルックス・ブラザーズ社が創業100年目に、この世に生み出したスーツスタイルです。

以後、21世紀まで色々と移り変わるファッションの世界で、変わることなく愛され続けているモデルです。
ちなみに、トラディショナルモデルという言葉は、1961年に登場したファッション用語です。

ブリティッシュって・・・

これに対し、ブリティッシュ・トラディショナルモデル(通称=ブリティッシュ)は、英国型背広服の事です。
ロンドンはウエストエンドの一角にある仕立て屋通り(通称=サビル・ロウ)、背広服発祥の地から生まれました。
肩は角ばったテーラードショルダーに、腰まわりには強い(または適度な)胴しぼりが施されているスーツスタイルです。
このスタイルが確立されたのは、アメトラの少し前の1910年代だとされています。

そして、1970年代ラルフローレンがアメトラに英国調の脇絞り(上着前ダーツ)をミックスさせ、世に出したスーツスタイルが、アメリカンブリティッシュモデルといわるスーツスタイルです。
着やすさと動きやすさのナチュラルショルダーに、英国調のエレガンスな脇絞りを加えたこのモデルは、後にポールスチュアートなどが同じナチュラルショルダー基調のシルエットスーツを発売していく事となります。

〜男の服飾事典(婦人画報社刊) 参照〜

VANへの憧れ!「いつか、何着か持とう! 絶対、持ってやる!」

アメトラスーツさて本サイトの管理人であり、この21世紀にもトラッドファッションを残したいと豪語する私であるが、いつからこのトラッドに魅せられてきたのか・・・。
自分自身、いつだとは断定できないでいる。
まず高校3年の時、初めて買ったスーツ(ジャケット&パンツ)はVANだった。
しかし、靴は何だったか思い出すことが出来ない(リーガルでないのは確か)。シャツは、タツタソールのボタンダウンにニットタイであったと思う。

VAN(ヴァン)は良く知っていたがトラッドという言葉を当時知っていたかどうかは・・・。
VAN(ヴァン)の事も高校1年の時は、Tシャツの名前くらいにしか考えていなかった。

トラッドという言葉を知り,「覚えなくとは」と思ったのはVAN倒産の時であったと思う。そのころVAN(ヴァン)をバンバン買えるような生活ではなかったから・・・
そして,回りもみんな1着(一揃え)持っていれば十分という気配があった。

アメトラスーツそんな時代だった。
「いつか、何着か持とう! 絶対、持ってやる!」
そんな気持ちがどこかにあった。


業界にソフトスーツの波が押し寄せた!

わずかな年月の後、私はファッション業界へと飛び込んだ。
世の中、緩やかにバブル景気に突入。スーツの業界にも様々な変化が訪れてくる。
一番は、ソフトスーツと呼ばれたスーツ出現であろう。誰もが、ちょっと大きめ(というより、だいぶデカかった)のスーツ。
そして、ブカブカのパンツ・・・。

業界の中にいた私も、乗り遅れまいとライトグリーンやスカイブルーのダブル4個ボタンのスーツなんかも着てみた。
そんな時代にもトラッドのお客様は、頑としてそれを着ようとはしなかった。
当時の私は週2日トラッド、後はすべてソフトスーツだったと思う。
その当時トラッドお客様に言われた事を忘れはしない。

「お前まで時代に流されたカッコーするなよぉー!」

知らず知らずのうちにソフトスーツはすべて捨てていた! 結局・・・

アメトラスーツバブル終息後のある日、洋服ダンスを整理してみると・・・
トラッド物しか残っていなかった。知らず知らずのうちにソフトスーツはすべて捨てていたのであった。
この時、そして今でもそうであるが、この業界に身を置いて以降のトラッド上着はすべてとってあるのである。
そう高3のあの時、はじめて買ったVANまで。

トラッドに愛着を持ち、こよなく愛するようになったのはたぶんこの頃。
バブル期が終わった時、私の中のファッションは初心に戻りトラッドに回帰したのであった・・・。

私は、これからもトラッドしか着ないであろう。 どんな流行が来ようとも・・・。

たとえ、トラッドがなくなっても、私はきっとトラッド専門の仕立て屋をやっているだろう!