アメリカン・トラッド・スーツとブリテッシュ・トラッド・スーツをオーダーでお仕立てします!

ポロ・ラルフ・ローレン

当店は、初めてのお客様には「現在お持ちのスーツの中で、一番お気に入りのスーツ」を送ってもらいます。その中で一番多いブランドが「ブルックス・ブラザーズ」と「Jプレス」だったのです。
ところが、最近「ラルフ・ローレン」のスーツを送ってこられるお客様が急増しています。改めて、ラルフ・ローレンの根強い人気に驚いています。
そこで今回のコラムは、ラルフ・ローレンの歴史を紐解きたいと思います。

「アメリカン・ブリテッシュ・モデル」 ポロ・ラルフ・ローレン

ラルフは、1939年にアメリカのニューヨークに生まれました。プレッピー・ファッションを愛する少年で、小さい頃から大学生のような格好が好きだったという事です。
そんな彼はニューヨーク市立大学中、IVYファッションを着用して「ブルックス・ブラザーズ」に出入りしていました。

ある時、ブルックスにネクタイを売り込んだことから、彼のファッションビジネスが始まりました。

1967年、贅沢な素材を用いたそれまでのものより、少しワイドなタイ「POLO(ポロ)」を発表し、大きな反響を呼びました。そして、翌年にメンズウェアを手掛ける「ポロ・ラルフローレン社」を設立し、コレクションを発表。
これを機に、ファッションデザイナーとしての地位を確立したといわれています。

イギリス製フラノやハリス・ツイードなど、あくまでも素材を大切にしたテーラード・スーツにアメリカン・トラディショナル(アイビールック的な)なスパイスをうまく融合させたそのシルエットが「アメリカン・ブリテッシュ・モデル」と称され、以後のデザイナーにも大きな影響を与えました。

1971年にはレディスウェアにも進出

そして、1986年、アメリカ人デザイナーとして初めてパリに路面店をオープンさせました。

映画「華麗なるギャツビー」では、主演のロバート・レッドフォードの衣装を手掛け、映画「アニー・ホール」のダイアン・キートンが着ていた衣装は「アニー・ホール・ルック」として大流行を巻き起こしました。
スーツに限らず、現在も老若男女を問わず愛されているファッションブランドのひとつですね。

私も若い頃、ラフルローレンのスーツを愛用していた時期がありました。オーダースーツ業界に身を置いてからは、ラルフローレンの「アメリカン・ブリテッシュ・モデル」を研究し、その着心地の秘密を探ったこともあります。

ガーベル新潟のブリテッシュ・スーツも「アメリカン・ブリテッシュ・モデル」の影響を受けています。
そういった意味で、ラルフローレンはVANの石津謙介氏とブルックス・ブラザーズと共に、私が感謝している一人でもあります。