トラッドのコーディネート術や着こなし術、生地の説明、トラッド小物の紹介など、
月1回、トラッド情報をお届けします。
http://www.trad.jp/   2005年7月号 

全国のトラッドファンの皆様へ

 「超暑い日が続いている地方」があったり、「どしゃ降りの雨が続く地方」があったり、そして「今一年で一番すごしやすい季節」と語り合う地方の方がいらっしゃったり、夏本番直前の季節、皆様いかがお過ごしですか?

 さて、ガーベル新潟メルマガ2005年7月号はクリーニングを特集します。

 春夏スーツを着用して2ヶ月〜3ヶ月目になり、「そろそろ一度クリーニングだなぁ〜」とお考えのトラッド諸氏に、「スーツを大切に!」のメンテナンス情報のお知らせです。



1. クリーニング屋さんとは上手にお付き合いしましょう!
2. 当店のお客様紹介 ・・・ Jumbo高さん
3. ボタンダウンシャツ・オーダーサイトのご案内
4. 編集後記

1.クリーニング屋さんとは上手にお付き合いしましょう!

 トラッド服屋をしていてよく聞く話です。

 「T型のスーツをクリーニングに出したら(三つ釦段返り)上着が、ただの三つ釦にプレスされちゃったよぉ〜・・・」。

 これでクリーニング屋さんともめた方はたくさんいらっしゃるハズです。私の周りの方でも両手では数え切れません。

 実はクリーニング屋さんも悪気はまったくないのです。
 70年代、80年代のトラッド全盛時代のクリーニング屋さんなら、ほとんどがトラッドを理解していたのでこんなことはなかったのですが、今では三つ釦スーツが主流となり、我々が愛するT型のスーツをまったく知らないクリーニング屋さんも数多くなっているので、こんなことが起こるのです。

 このトラブルを防止するには、我々着用する側が最善の注意をはらってクリーニング屋さんに出すことが大切です。

 私は百円ショップで売っている「豆荷札」に、「ラペルセット注意!三つ釦段返り」と書いて、真ん中の釦に付けて持ち込みます。

 前々回メルマガで皆様にご紹介した「トラッドオフ会in新潟」にご参加くださった「ぶらぼ〜鈴木さん」(http://www.azmo.jp/index.html)は、
 「クリーニング屋さんに教えてあげると喜ばれるよ。私も一度こんな目に遭ったので、その時に教えてあげたんだ。それからというものその人とは、もう十数年付き合っているよ」と。

 次に、先日長年お付き合いのお客様Aさんからこんな質問をいただきました。

 Aさん「こまめにクリーニングに出しているのにズボンがゴワゴワしてくるんだよぉ〜、それと社会の窓の近辺の黄ばみが取れなくてねぇ〜・・・」

 こんな経験をされている方も多いハズです。

 実はこれ、「こまめにドライクリーニングをしているだけ」だからなのです。
 ドライクリーニングとは水を使わず(有機溶剤)という油で洗濯するのです。衣類を伸縮させたり、衣類自体の色落ちなどは防げるのですが、汗や尿などタンパク質系の汚れについては十分に落とせるという訳にはいかないのです。
 ですからAさんがいくらこまめにドライクリーニングをしてもダメなのです。

 そこで、私からの提案!

 スーツのパンツでも、自宅の洗濯機で短時間で洗ってください。(洗剤はウール洗い用をご使用ください。)
 上着はダメですよ!形が崩れます。というより上着が壊れてしまいます(笑)。
 洗いは4分、濯ぎは5分が2回、脱水は1分、そして陰干しします。
 その後、クリーニング屋さんに「ズボンはプレスのみお願いします」と持ち込みます。

 新品時の様な、履き心地が得られるはずですよ。

 最後に私の体験をお話しします。

春夏物のウールトロピカル素材はほとんど伸び縮みがありません。
秋冬物の少し厚手のサキソニー系統の生地は若干縮みがあります。
スーパー100以上の素材ですと逆に少し伸びてしまいます。 いつも長めに仕立てている私は、縮みはほとんど気になりませんでしたが、少し伸びてしまったパンツは裾を短くしました。

 以上のように、クリーニング屋さんとも色々なお付き合いの仕方があります。

 私は商売柄、皆様にお届けする前に仕上げプレスだけしていただくためのクリーニング屋さんともお付き合いがあり、様々なことを教えていただきました。
 今回ご指導いただいた、石井クリーニングさんです。ご主人は、クリーニングのほとんどの行程を手作業でこなしています。


●石井クリーニングさん
   新潟市出来島2-12-5
   電話 : 025−283−2072



 そして今回のテーマをネットで検索していて見つけた優良サイトです。

 ●衣類よ集まれ!泣く子もだまる衣類復活サイト ⇒ http://www.suplimo.co.jp/cl/

 是非一度、ご覧くださいね。スーツだけでなく、さまざまなクリーニング対処方法が記されていますよ。



2.当店のお客様を紹介・・・Jumbo高さん

 今年2005年4月に、サイト「お問い合わせ」よりご来店、その後、神奈川県より新潟の当店にご来店くださった、大きなトラッドさん「Jumbo高さん」をご紹介します。

 4月初旬「生地選びのために当店に伺いたい」というメールがJumbo高さんより入りました。

 早速、電話にて「現在着用の物でお気に入りの物を送ってください」と伝えたところ、「気に入ったものが無いのです。だから出かけたいのです。気に入ったものを買い物するときはいつもハワイかアメリカ本土なので・・・」という意外な返事でした。

 話をよく聞けば、「私、でかいんですよぉ〜、それでいてトラッドなんです・・・」。

 そんなことで、Jumbo高さんのご来店が決定し、私が新潟駅に出迎えることになりました。

  Jumbo高さん曰く、「私の写真を送らなくても、すぐにわかりますよ!(笑)」。

 ご来店当日、新潟駅で待っていると・・・、すぐにわかりました。人ごみの中から一人だけ頭が抜きん出ている人、それがJumbo高さんでした!そして、車で当店へ。

 車中、歳の話題で大いに盛り上がり、な、なんと生年月日が一日違いなのです。
 「VAN倒産のときは二十歳だったよねぇ〜、これから社会に出て買いまくろう、なんて考えていたのにね!でも僕はね、高校生の時はもうオーダー服でないと着用できないくらい大きくなっていたんですよぉ〜」。
 同い年でトラッド好きですから、自然に話もはずみました。

 店に到着し、早速採寸。
 採寸後は、Jumbo高さんの服の購入履歴など様々教えていただきました。
 商社勤務のJumbo高さんは、どうしてもトラッドスーツやBDシャツ類が必要不可欠であり購入するとなるとアメリカ本土でないとサイズ展開がなく、見つけると5枚、10枚とまとめて購入してしまうそうです。

 また、カジュアル服の購入先ではタレントの石塚英彦さんや松村邦洋さんとお会いしたこともあるそうです。

 日本国内のオーダーショップでは、レギュラータイプ対応はしてくれても、「トラッドで・・」と話をはじめると「イヤァ〜」な顔をされることをお話くださいました。

 今まで、Jumbo高さんより大きな方のスーツは仕立てたことはありましたが、皆オシャレにはほとんど興味がなく、着られれば良いというオーダーだったのですが、Jumbo高さんはハッキリとご自分のトラッド感をお持ちの方なのでチョッピリ「うまくいくかなァ〜」という不安がありました。

 三週間後、仕立て上がり、Jumbo高さんに発送です。

 167p60kgの私がJumbo高さんの上着を着るとこんな感じになります。

 翌々日、嬉しいメールが届きましたので、そのまま転載させていただきます。

前略

本日ブレザー、パンツ、ドレスシャツ届きました。
全て完璧です、恐れ入りました。m(_ _)m

早速ですが2回目の注文をしたいと思います。

普段、紺もしくは黒のパンツを着用する機会が多いのでこの2色にマッチする色の生地(春夏用ブレザー)を紹介して下さい。
また、もう1着紺のブレザーをお願いしたいのですが、今回の物と全く同じにするか、若干違った紺にするか合わせてアドバイスをお願いいたします。

Jumbo高

 2回目のオーダーは、コードレーンジャケットとコットンネイビーをご注文いただき、「コットンの着心地は最高ですね」というありがたいお言葉を頂戴いたしました。
 ※一緒に写っている人は、会社の同僚、身長167pのAKIさんです。

 忙しい中ガーベル新潟までご来店いただいたJumbo高さん!
 Jumbo高さんの行動力が生んだ、高さんオリジナルのトラッドサイズですよ。
 これからも末永くよろしくお願いします。今度は私が高さんにお会いしに神奈川に伺います。
 その時はキュートなAKIさんもご一緒に食事でもしましょう!

3.ボタンダウンシャツ・オーダーサイトのご案内

 ガーベル新潟オーダーシャツ・ボタンダウンシャツ・オーダーフォーム開設以来、多数の皆様よりご注文・お問い合わせをいただきましてありがとうございます。
 質問が多く寄せられましたので、ここでお答えいたします。

■Q1 スーツ採寸表がそちらにあるので首回りの申告だけで作っていただけますか?
  当店でスーツをオーダーされたお客様でしたら、「電話問診」のみでお仕立ていたしますので、お気軽にお申し込みください。
こちらからメールか電話にて必要問診をお聞きし、お仕立ていたします。
■Q2 生地種類が11種しかありませんが、他にもありますか?
  サイトでは11種類しか掲載しておりませんが、店内にはたくさんの生地があります。
しかし、シャツの生地は定番化されているものが少なく、そのほとんどがなくなれば生産中止になってしまいます。
当店では長く定番化されており、なおかつトラッドやボタンダウンに合うもののみをサイトに掲載しています。
ご要望の生地がない場合は、柄をご指定いただければ、生地を名刺くらいの大きさにカットして発送いたしますので、こちらもお気軽にお問い合わせください。
  例)赤系ストライプ生地 ブルータッタソール生地 など

   オーダーシャツの詳細はこちらから ・・・  http://www.trad.jp/shirt_04.html





 今回はクリーニングを特集してみました。

 トラッドな服装は流行り廃れがありませんから長く着用したいものばかりです。
 きちんとした手入れ、保管方法を身につけてアイテムを大切にしましょう。でも、あまり長く大切にされますとガーベル新潟への来店頻度が鈍くなりますね(笑)。

 Jumbo高さんはクリーニングにも別途割増料金を請求されているとのことでした。「それでもキチンとした仕上げをしていただければそれで良い」と、お話くださいました。

 「気に入ったものを長く着たい」そんなJumbo高さんのトラッド・スピリットを感じました。

 ご意見・ご感想・リクエストがありましたら、お気軽にお寄せください。できる限りお応えしたいと思います。
(ガーベル新潟★松原功)

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